TFDコーポレーションとドーナツ化現象の関係

なぜ、今TFDコーポレーションはマンション経営なのか。 中学校の地理の授業でも習ったが、日本では高度経済成長以後、夜になるとまるで大都市周辺がドーナツのように空洞になる「ドーナツ化現象」と呼ばれる現象が起きていた。 ドーナツ化現象とは、日中は郊外から東京で働くために数多くの人たちで密集するが、夜になると寝るために郊外へと帰っていくという人口密集のことを比喩した言葉だ。 郊外へと住まいを移した人たちが、都心部に再び戻ってくる「都心回帰」現象がすすんでいる。TFDコーポレーションはここに目を付けたのだ。

・日本におけるドーナツ化現象

日本の場合、この現象は郊外でのニュータウン建設などが盛んであった高度経済成長期から見られるようになり、地価が高騰するバブル景気にはより顕著になった。特に東京、大阪、名古屋の三大都市圏においては隣接県への急激な人口流出としても現れている。 例:東京23区内ではあるが、比較的郊外の世田谷区は大都市並みの人口85万人とかなり多く、政令指定都市の要件を満たしているのに対して、都心の千代田区は小規模地方都市並みの人口4万3000人である。